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自宅の廊下とトイレに人感センサー付きLED電球をDIY取付け。便利になった生活と失敗談をレポート

家の照明を人感センサーに交換
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新築分譲マンションに引越してはや2ヶ月。このたび、かねてから希望していた「自宅の照明の人感センサー化」を実施し、生活利便性がアップしました。

通常のダウンライトを人感センサー内蔵LED電球に交換したのは2カ所、玄関廊下トイレです。玄関は手がふさがっているときに大助かりですし、トイレは子どもが汚れた手でも触らなくて済みます。

取り付けは簡単。自動点灯させる方法はいくつかありますが、今回は電球の取替えだけで簡単に自動点灯/消灯する照明にすることができました(DIYというほどのものでもないですね…)。

実際に使ってみた感想と、他の場所にも取り付けたものの「ここはいらなかったかも…」となってしまった失敗もあわせて書いてみます。

自宅の照明を人感センサーにした感想

冒頭でも書いたとおり、我が家でつけた場所は玄関(廊下)とトイレの2か所です。

交換してしばらく過ごしてみた感想ですが、

玄関→
両手に荷物で帰宅したときに大助かり。特に子どもが先に家に入ってしまうとスイッチに手が届かず、暗い玄関でみんなでごちゃごちゃしがちですが、いまは明るい玄関で混雑もマシに。
帰宅後の消し忘れもなし。また玄関が開くとすぐに点灯するので、防犯上も安心感があります。

トイレ→
自宅のトイレに手洗いカウンターがないため洗面所で手を洗うんですが、特に子供に(トイレ出た後の)汚れた手でトイレの電気を触らせたくないんですよね。
それが人感センサーに交換後は、トイレ後スムーズに手洗いへ直行。潔癖かもしれませんが、ただでさえ胃腸炎や各種ウイルスのリスクが多い子供がいる生活なので、ゆるやかな対策はしておきたいものです。
あと、ドアを開けた瞬間ぱっと明るくなるので怖がりな娘もひとりでトイレにいけるようになったのも収穫でした。

人感センサー機能付きの選び方

照明に人感センサー機能を取り入れる代表的な方法は以下の2つです:

人感センサー付き壁スイッチ

まずは、センサー付きの壁スイッチを取り付ける方法。壁のスイッチの奥に専用の器具を取り付けるなど本格的で”ちゃんとした”方法になります。

センシング範囲の変更、一時的な常時点灯や常時消灯への変更が手元スイッチで簡単。以前住んでいた賃貸の玄関についていてとても便利でした。

しかしながら、専用の壁スイッチに変更するには電気工事士の資格が必要。業者さんに依頼するなら、専用のスイッチ(1個7,000円前後)や工事代、出張費がかかります。

人感センサー内蔵の電球

我が家で採用したのがこちらの方法。電球を取り換え、壁スイッチは常時ONにしておきます。

メリットは工事不要という点。とにかく手軽です。デメリットはセンサーの細かな調整ができないこと。センシングする範囲や感度はその電球のスペックによります。

私たちは人感センサー化したい場所が家に何か所かあり、壁スイッチ工事だと費用が高額になってしまいます。本当にセンサー付きがいいのかどうかお試しでやって判断したい場所もあったので、手軽にできる電球の方を選びました。自動でON/OFFしてくれればよく、センシング感度はライトに任せることにしたのです。

センサーライトの選び方と取り付け方

パナソニックの人感センサー付きライト

使ったのはパナソニックのLED電球「一般電球 ひとセンサタイプ」。E26口金器具でランプが下向きのもの(下面開放型器具)なら使えます。

選んだ経緯としては

  1. スイッチを常時ONにして使うため、省エネ性能が高く安全性も高い日本メーカーに限定→パナソニックまたはアイリスオーヤマ
  2. アイリスオーヤマ「点灯後90秒で消灯」はなんとなく使いにくそう…
  3. わずかな動きもしっかり検知してくれるパナソニックを選択。5年保証も良い

パナソニックの「ひとセンサ付き」は4種類: 【 色2種類 × 明るさ2種類】 です。

 

  色:電球色 色:昼光色

明るさ:
60形(LDA8)

 

明るさ:
40形(LDA5)

   

 

色→もともとついていたダウンライトと同じ色にしたかったので昼光色を選択。

明るさ→ダウンライトを外すと電球に「TOSHIBA LDA8L-G/60W」との表記。

というわけで明るさも今までと同じにするため、LDA8Lを選択。LDA5Lも選べますが、照明器具には[LDA8まで]と表記があり、それ以内におさめなくてはいけないようです。

照明器具の注意書き

【!注意点!】パナソニックのひとセンサは、以下のような器具には使えません。購入の際は注意してください。

パナソニックの人感センサーライトが使えない器具1
パナソニックの人感センサーライトが使えない器具2

実際に使った様子を紹介

パナソニックの「ひとセンサ」は高感度も売り。30センチほどドアを開けるとすぐに反応して明るくなります。消えるときは徐々に暗くなるので特にトイレでは安心。

明るさのシーケンスは

■点灯(100%) → 1分間点灯(100%) → 減光(70%) → 6秒かけて徐々に消灯

「減光→6秒かけて徐々に消灯」のあいだに動きを感知するとまた100%点灯に戻ります。

トイレに入る間に消えたりしないの?

会社のトイレとかで入っている間に明かりが消えた経験ありませんか?私はあります笑

このセンサー付きライトでも同じようなことがあります。トイレに長く入ってじっとしていると、急に少し明るさが減り徐々に暗くなっていきます。

そんなときは、片手を軽く上げればまた100%点灯に戻ります。会社のトイレではもっと大げさに頭を前後に振ってみたりしないと再点灯しませんでしたが、こちらはさすが高感度。

洗面所にも取り付けて失敗した話

当初、トイレと玄関廊下以外にも取り付ける予定だったのが洗面所です。トイレ同様、トイレ後の手を洗うときにスイッチを押す動作を省きたくて。

でもちょっと失敗…

我が家の間取りと洗面所の位置
赤い部分(洗面所)にも人感センサーライトを取り付けたのですが…

なぜ失敗かというと、センサーが反応しすぎて点灯しっぱなしになってしまったからです。もちろんセンサー付きライトが悪いわけではなく、ここにはセンサー付きライトが合わなかったという話ですよ。

我が家の洗面所は引き戸なので普段は常に開けっぱなし。廊下をはさんでキッチンという位置です。すると、廊下を通ったり廊下側にある冷蔵庫を開けるだけで、洗面所のライトが反応してしまうんです。

しばらくは使い続けていますが、誰もいないのに明かりがつきっぱなしの洗面所は気になります。あと、娘は時々消してくれちゃったりもするので、センサーが反応していなくて消灯しているのか、常にスイッチが切られていて消灯しているのかわからないこともあります。やっぱり元のライトにもどそうかと考え中。

これを踏まえるとセンサーライトがおすすめなのは、ドアを開けたときについていてほしい場所。玄関やトイレ、ウォークインクローゼットなど。逆に我が家の洗面所のように常に解放されている場所だと、近くを通っただけですぐ点灯しがちになるので検討する必要があります。

まとめ:センサーライトで生活が便利に。玄関・トイレなど扉がついている場所におすすめ

我が家が人感センサーを実際に取り入れた方法や、使ってみた感想を紹介しました。

まず取り入れてみるなら玄関がおすすめ。荷物や子供で手がふさがっているときに便利ですよ。家の中に入った後も玄関廊下の明かりを消さなくてもいいのも助かります。

照明器具などによっては取り付けできないなどもあるので、メーカーのHPでよく確認してみてください。

参考:パナソニック>一般電球 ひとセンサタイプ

我が家では電気の消し忘れが多いウォークインクローゼットにも、人感センサー付きライトを取り付けようかと考えています。工事不要なので簡単に試せるのがいいですね。