名もなき家事たち PR

保育園を短時間保育に切り替え。フルタイムワーママが時短勤務のような生活になって起こった変化

退職と短時間保育で起こった生活の変化
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以前通っていた保育園では、最後の2か月間だけ短時間保育になりました。

理由は、私が退職して「求職中」に切り替わったから。市の決まりで、求職中は短時間保育になります。こうして2人目妊娠のため退職してから家族で引越しするまでの2か月間、娘は短時間保育で引き続き保育園に通うことになりました。

私は今までフルタイム勤務+ワンオペ家事育児で突っ走ってきた生活を送ってきたので、生活リズムが変わることが漠然と不安でした。

この記事では、実際に娘を短時間保育にして早く帰宅する生活をしばらく過ごしてみて、こんな変化があった、というのをまとめてみます。

Contents

私の懸念はお友だちとの遊び時間が減ること

生活の時間に余裕ができることは、大きなメリットです。

しかし、唯一の懸念点が。それは、娘が保育園で過ごす時間が少なくなること。保育園で過ごす16-18時は自由遊び時間なんです。お友達と粘土やお絵かき、お人形遊びをしたり、時には一人で絵本を読んだり。

これがまるっと2時間減るとなると、お友達との距離やつきあい方が変わっちゃうんじゃないか、と不安がありました。

実際には良い変化の方が多かった

いざ短時間保育が始まると、懸念はあまり問題になりませんでした。お友達との自由遊び時間が短くなったのは確かですが、仲良しの子はさらによく遊ぶようになったからです。子どもなりに、もうすぐお別れだから今のうちにいっぱい遊ぶ、という意識があるんでしょうか。さらに、短時間保育になることで家でのゆとりが生まれ、家での過ごし方も変わりました。

圧倒的な時間と心の余裕

朝も夕方も、時間に余裕ができました。

特にお迎え時。

これまでは、18時近くのお迎えで、早く帰ることで頭がいっぱい。でもガミガミ急かしたくはなかったので、気持ちは焦りつつも、保育園の絵本コーナーで1冊だけ絵本を読んで帰ることが多くて。「ちょっと今日は急ぐから」と、後ろ髪引かれまくりの娘の手を玄関に促したことも何度もあります。

しかし今は「何を急ぐことがあろうか」という余裕の構え。娘が読みたがればどうぞどうぞ(^^)、多少長い本でもOK。

園ママとの交流時間ができた

短時間保育だと、帰りの会の時間が16時なので、16時より少し前に園に到着すると部屋の前で待つことになります。

その間、子供たちの帰り支度を見守りながら、一緒に待っているママたちとおしゃべりすることになります。お迎え時間が早い短時間保育ママはいつも固定メンバーなため、すでにコミュニティが出来上がっている感があって、最初めちゃ緊張しましたよ…

こうやってママの輪が広がるのか…と納得です。18時組の頃は、お互い早く帰りたいので挨拶だけか知り合いママと立ち話するくらい。後ろ髪をひかれながら会話を終了させるんですよね。職場にも女性がいなかったのでママ友欲しいな~と内心寂しい思いもありました。

それが、短時間保育ではお迎え前の10分間はママたちだけのおしゃべり時間。最初ドキドキしたけどすぐに慣れ、貴重な情報交換の場にもなりました。

お友だちとの関わりは変わらず

これが一番ホッとしているところ。

16時以降の自由遊び時間に遊べなくなるからといって、お友だちとの関係が変わったということはなさそうです。娘に話を聞いても、これまでと変わらない様子でお友だちの名前が出てきますし、様子も変わらず。

それより、私のお迎えが早いことが娘はほんとに嬉しいようで、仲良しの子とバイバイして先に帰るのに後ろ髪引かれている様子もありません。

毎日お風呂でゆっくり話す時間を持てる

これまでは、帰宅してから1時間弱で[お風呂~着替え]までを済ませるのに必死でした。

娘はお風呂よりシャワーの方が好きなので、これ幸いと週末以外はシャワーで済ますこともあったけれど、それでも常に焦りモード。

しかし、寒い日が続くようになり、娘にお風呂にする?と聞くと「うん」と。

で、時間ができたので平日でもゆっくりお風呂に入るようになったら、娘が喜んで喜んで。女子の温泉旅行みたいに、ゆっくり浸かりながらおしゃべりが延々と続きます。今までも週末は親子3人でお風呂に入っていましたが、ついついパパママで大人の話をしてしまったり、湯船が狭かったりして、娘は楽しくなかったときもあったと思う。

最近は入浴剤も入れるようになりました。「今日はどの入浴剤にする~?」なんて話しながらお風呂の準備をしています。長湯しすぎて出るころには寒いくらい。娘が熱いお湯を嫌がるので追い焚きをさせてもらえないんですが、そこは娘に合わせます(^^;) (時々こっそり追い焚きしてる)

まとめ:「仕事と家事育児との両立」の方法はもっと柔軟でいいのかもしれない

娘の短時間保育にすることで得たものは大きかったです。平日1~2時間のゆとりは、育児生活と子供との時間の価値観を一変させます。

時短勤務による生活時間の変化をまとめると、こんな感じです(そして布団に入る時間は変わらないという…)。

  • 帰宅時間:18時→16時半 (-1.5時間)
  • お風呂の時間:30分→1時間 (+0.5時間)
  • 夕飯の時間:30分→1時間 (+0.5時間)
  • 夕飯後の遊び時間:30分→1時間 (+0.5時間)

1つ1つの家事育児の時間が、「作業」から「休息」に変わった気がします。特にお風呂と夕食。今まで、こんなにしっかり娘の顔を見て話せていたかな?

育休から復職してずっと「フルスロットルで仕事!効率よく育児家事!」とパンパンの生活をしてきました。就寝時間厳守!のために、子供より時計と生活しているよう。そこまでして時間を守ることは、娘のためと言いつつ、実は自分のためだったんじゃないかと今になって反省することもあります。

もちろん、これまで最適化してきた平日のスケジュールも努力の結果と自負はしていますが。フルタイム勤務+ワンオペ家事育児をやってこれた経験は、「ここまではできる」という自信になってますし。

ただ、次に復職する時は子どもも2人でさらに多忙になるので、今まで以上にどう「ゆとり」を作り出すかが工夫のしどころとなりそうです。濃い時間を作るために、仕事の選び方から家事の面でも、しっかり準備していきたいです。