新築マンションを購入したら、新居に荷物が入ってしまう前にぜひやっておくべき準備について書いています。
鍵の引渡しをされたら掃除と並行してできるだけ早くやりたいのが、換気・通気口(吸気口)のフィルター対策です。
気密性の高い新築マンションは24時間換気システムが作動中。フィルターも汚れやすいので対策が必要
新しいマンションは気密性が高いため、シックハウス症候群対策として24時間常時換気システム設置が法律で義務付けられています(2003年建築基準法の改正)。これにより、外気を取り入れるための通気口と排出するための換気口を通じて、つねに外気が家の中を通っています。
さて、換気口と通気口にはフィルターがあり、定期的に掃除メンテナンスが必要です。しかしすぐに汚れる上にフィルターの洗浄が手間。専用フィルターはお値段がはるので簡単に買替えもできません。
そこで、日々のメンテナンスを楽にするため、交換しやすい簡易フィルタを使います。東洋アルミの商品がラインナップ充実していますよ。
換気口・通気口・電動吸気シャッターに使えるフィルター
換気口
換気口は天井に設置されています。我が家の場合は、トイレ・洗面所・お風呂の3か所。家じゅうの空気をここにグワっと集めて外に排出します。
東洋アルミ「トイレやお風呂の換気扇のホコリとりフィルター」は、フィルムをはがし弱粘着面をシールのようにペタッと貼るだけ。自由にサイズカットもできます。取り換えサインが出るので取り換え時期も分かりやすい。
天井の高いところでも背伸びしてなんとか私一人で貼れました。意外と汚く、1ヶ月もしないうちにしっかりホコリもこもこです。
通気口(吸気口)
通気口(吸気口)は壁についています。3LDKの我が家の場合は、リビング・洋室1・洋室2・洋室3(リビング隣)の4か所。
通気口のフタを外して取り付ける必要があります。東洋アルミの「ホコリとりフィルター お部屋の通気口 奥用」は、円型でも角型でもミシン目でサイズ調整がかんたん。
※樹脂枠のあるタイプのフィルタには使用できないようです。下記商品ページを参考に、通気口を外してご確認ください。
レンジフードファン連動の電動吸気シャッター
壁のコレ、なんだろうと思ったことありませんか?
これは、レンジフードファンを作動させると同時に連動する吸気口です。レンジフードファンで大量に空気を排出するので、家の中が負圧にならないようここから外気をパワフルに補給してくれるんですね。普段はOFF状態で、レンジフードファンをONにすると連動して動きます。
こちらも通気口(吸気口)と同様、フィルターを貼るとメンテナンスがラク。東洋アルミには専用シートがなく、私は換気口用フィルターを切り貼りしました。
こちらで各メーカーの互換フィルターが購入できるようです。私は使用していませんが参考までにご紹介しておきます。
まとめ:気づかないうちに汚れがたまりやすい換気口・通気口は簡易フィルターで掃除を簡単に
気密性の高い新築マンションならではの24時間換気システム。ホコリがたまりやすい吸気口・通気口の掃除を簡単にするために、貼るだけの簡単フィルターを紹介しました。
とくにトイレや洗面所・浴室の天井にある換気口は、ペタッと貼るだけでフィルタが簡単に取り付けられるのでおすすめ。意外と短期間でホコリがびっしりつきますよ。家の中を流れる空気がこんなに汚れているとは…。このフィルタを貼っていなかったら換気口そのものがもっと汚れていたのかと思うと、やっておいて本当によかったです。
掃除をサボると換気自体がしづらくなりますし、シックハウス症候群の原因物質濃度も上がってしまいます。家族の健康のためにもぜひ対策を。
次は水回り対策です。