新築分譲マンションの購入。無事かぎの引き渡しが済んだら、引っ越しまでにやっておきたいのが掃除です。
新居の掃除はふきそうじがメイン。目に見えないホコリや汚れをしっかり拭きとっておき、引越し当日に荷物をすぐしまえる状態にしておくことが目的です。
この記事では、実際に私がやった新居の拭き掃除をもとに、ぜひやっておきたい箇所とおすすめの手順を紹介します。
掃除する順番は「上から下」が基本
そうじは「上から下」が基本。棚や台の上のごみやほこりを下に落とし、最後にフローリングを拭いて終了です。
というわけで順番としては、
- 収納棚
- キッチン・洗面所
- 窓サッシ・窓枠
- 巾木の上
- フローリング・玄関
- トイレ
がいいでしょう。特にホコリや汚れが多いのは、窓サッシと床。見逃しがちな巾木も意外と汚れがたまっています。
①収納棚→②キッチン・洗面所
棚を拭くには、ウェットシート(おしりふき)かセスキ炭酸ソーダシートが便利です。
①家じゅうの収納棚を拭いていきます。棚板を拭きながらほこりを下に落とします。場所としては
- クローゼットの棚・ハンガーパイプ
- 押し入れ・納戸の棚板
- げた箱収納
②続けて水回り(キッチン・洗面所)。
- 洗面所の収納・引き出し・洗面台下
- キッチンの吊戸棚・パントリー・システムキッチン内収納
除菌までする場合はパストリーゼ77が便利です。
③窓サッシ・窓枠
意外と汚れていたのが窓サッシです。
我が家の場合、部屋の内側にもかかわらず、窓サッシに砂ぼこりがびっしりでした。特にゴムパッキンの部分は一度拭いただけでは汚れが取れず、ウェットシートを数回とりかえて拭き直しました。拭いている間にまとまったホコリが落ちるので、桟(レール)部分は最後に拭きます。
こちらも、ウェットシート(おしりふき)かセスキシートを使います。
拭く順番は
『ゴムパッキン → 窓 → サッシ → 桟(レール) → 窓枠 』
とすすめていきます。
入居前なので拭き掃除で簡単に済ませていますが、入居後はメラミンスポンジやブラシをつかって定期的に掃除をしたいですね(参考:コジカジ 窓サッシを簡単掃除!スポンジでスーッとこするだけ!)
④巾木(幅木)の上
つい見逃しがちだけど意外と汚れているのが、巾木(はばき)。巾木は床とぶつかる部分の壁に設置されている板。コレです。
我が家ではグルーっとひとまわり、ほぼ家じゅうに巾木がついています。
壁から5ミリくらい出っ張っているので、この部分にもホコリがたまるんですね。何気なく拭いてみると、、、結構汚い。ホコリが付いたというよりもともとの汚れかも知れません。
生活していればいずれまたすぐ汚れるものですが、せっかく気持ちよく入居するために、家の中をグルーっと拭いてしまいましょう。特にキッチンは食器棚や冷蔵庫が入ってしまうとほぼ拭けなくなるのでやるならいまのうちです。
⑤フローリング・玄関
家じゅうのごみやほこりを下に落とし切ったら、ようやく床の掃除です。
クイックルワイパーを使って、まずはドライシートでざっくり大きなゴミやほこりをとります。1部屋1枚(両面)として3LDKの我が家の場合、
①洋室1→②洋室2→③廊下・キッチン・洗面所→④洋室3→⑤リビングダイニング
という感じ。リビングダイニングは広いので2~3枚として全部で5~6枚使用。
次にウェットシート。こちらもワイパー(棒)を使うと楽ですが、私はなかったので床にはいつくばってやりました。疲れるし足腰痛いですが、すみの方までよく見えるし力も入るので拭き掃除としてはこちらの方がいいかも知れません。お好みでどうぞ。
玄関タイルもウェットシートで拭きました。
⑥トイレ
トイレは最後に単独でそうじをします。
トイレ設備は新品で汚れはほぼないはず。トイレクイックルを使って、床や便器などをひととおりサラーっと拭いていきます。我が家の場合は、床にホコリが少し目立つぐらいでした。
注意!便座の掃除にトイレットペーパーを使うと傷がつきやすいのでやめましょう。
まとめ:新居のふきそうじは上から下にほこりを落とす→最後にフローリングシートで一気にからめとる
新居の拭き掃除を、かんたんに効率よく済ませる手順を紹介しました。
ホコリを上から下に拭き落としてから、最後に床拭きで全部の汚れを拭きとりましょう。掃除の順番は高いところから順番に
- ①収納棚→②キッチン・洗面所→③窓サッシ・窓枠→④巾木→⑤フローリング・玄関→⑥トイレ
と進めていきます。時間としては1時間~2時間ほどでしょうか。窓サッシと最後の床掃除に重点を置き、それ以外はサクッと終わらせてしまいましょう。
拭き掃除お疲れさまでした。つぎは家をキレイに長く使うための保護・コーティング作業です。