出産退職から未経験再就職へ PR

【やらずに失敗】転職エージェント面談を効率よく使うためにしておくべき準備

やっておくべき転職面談前の2つの準備
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは。2児の母こなつです。2人目出産で退職しましたが、再就職のために転職活動を始めています。

転職エージェントに登録してキャリアコンサルタントと面談(電話)をしたんですが、その中で「もうちょっと準備しておけばよかったな」と思ったことがありました。

30分~1時間という短い面談時間で、希望条件をうまく伝えるにはどうすればいいのか。実際に面談してみて感じた2つのポイントを紹介します。

転職エージェントの面談を行うための準備

まず一般的な準備として希望条件を挙げておきます。希望職種・業種、希望年収、勤務時間や残業ができるかどうか。実際に転職した後の生活をイメージしながら考えてみます。絶対に譲れない条件があるなら面談時に伝え忘れないようにあらかじめ整理しておきます。

職務経歴書もあるとベター。最初から完璧なものを作ろうとしなくても大丈夫です。書き直しながらブラッシュアップできるので。職務経歴書を作ると保有スキルの棚卸しや成果実績のまとめができるので、キャリアコンサルタントとの面談でも話しやすいです。

これらの準備をしたうえで、さらに面談前にやっておくといいことを2つ紹介します。

1.希望に近い求人をいくつか調べておく

私がキャリアコンサルタントと面談をしている際、「気になる求人はありましたか?」と何度か聞かれました。

これはつまり、私が興味がある求人を知ることで、私が言葉で伝えられていない希望をくみ取ろうとしているわけです。

私は1社目の転職エージェントと話したとき何も準備してなくて、私の希望条件もハッキリ決まっていなかったので話すのが難しかったです。希望条件だけをつらつらというだけになってしまい、
「そんな好条件が全部そろった求人は…難しいですね」
と言われて
「そうですよね…」
と返すしかなかった…。

転職活動を始めるときって、転職エージェントに登録する前に求人をインターネットで調べますよね。そのときに、気になる条件や理想に近い働き方などを見つけたらクリップしておくといいです。

かならずしも全部の条件が希望と一致している求人をさがさなくてもOK。「例えば働き方はこんな風に」「職場の雰囲気や規模はこういうのがいい」などポイントごとに具体的に伝えられるだけでも役立ちます。

2.活かしたいスキルを箇条書きにしておく

下の2つの例は、両方とも私が2人のキャリアコンサルタントにそれぞれ話した内容。同じ求職者(私)でも伝え方で紹介される求人の幅がちがう、という話です。

  1. 〇〇株式会社で△△の仕事をしていました
    ⇒「その経験を活かして、同じ分野の仕事を紹介しますね」
  2. 〇〇株式会社で△△の業務を担当していた経験から、XXができます。このXXのスキルを活かして転職したいです
    ⇒「XXのスキルでしたら他の分野でも活用できますね。探して紹介します」

一概にどちらが良い悪いとは言えませんが、少なくとも例①より例②の方が紹介される求人の幅は拡がります。

相手が転職のプロとは言えど、自分の職歴や経歴を淡々とはなすだけでは「じゃああなたは〇〇のスキルがありますね」とまでは探ってはくれません。「この業界にいるなら同じような業界の仕事を紹介しよう」とまずは思われてしまいます。

同じ業界でステップアップするならいいですが、特に活かしたいスキルや強みがあるなら、しっかり言葉でアピールするべき。職務経歴書を作るときに、保有スキルを箇条書きでまとめるのがおすすめです。短い言葉の方が的確に伝わりますからね。

私の場合、例①は1社目、例②は2社目のキャリアコンサルタントとの会話でした。1社目でうまく希望が伝わらなかったなと思ったので、2社目は伝え方を変えてみたのでした。

まとめ:転職エージェントに伝える材料は多い方がいい

転職エージェントとの面談でしておくべき、1歩踏み込んだ準備を私の経験から書いてみました。

  1. 希望に近い求人をいくつか調べておく
  2. 活かしたいスキルを箇条書きにしておく

特に①の「希望に近い求人を調べておく」は、私もたまにチェックしてクリップしています。クリップした一覧を時々見返してみると、自分でも気づかなかった希望条件が見えてくることもあります。

要望が具体的であればあるほど、求人のミスマッチが減らせます。また、転職のプロでもあなたが何をいちばん強みにしたいかはすぐには見抜けません。自信を持って、自分のスキルを積極的にアピールすることも大切です。