子どものおもちゃって、知らないうちにどんどん家の中に増えていきませんか?
しかも、おもちゃ箱はあふれかえっているのに、遊ぶものはごく一部だったりしませんか?
場所をとりたくなくて小さい細々したものばかり買っていると、すぐになくしたり、まぎれこんで存在すら忘れられてしまったり。かといって大きなおもちゃばかり買うわけにもいきません。
そう、できることなら長い期間遊べるおもちゃを選びたいものですよね。
「家がごちゃごちゃするのがイヤ」
「おもちゃを厳選したい!失敗したくない」
「コンパクトがいい」
そんなパパやママに、我が家で長期間活躍してくれているおもちゃを紹介します。
長く使えるコンパクト&便利なおもちゃ5選
1.室内用ジャングルジム
いきなりかさばる大型おもちゃ!と思われるかも知れませんが、これが我が家のナンバーワンの大活躍おもちゃです。
うちで使っていたのはすべり台付きのジャングルジム。1歳ちょっと前から設置し、4歳半まで大活躍でした。
室内用ジャングルジムは赤ちゃんから使えるものも含めていろいろありますが、一番のオススメはコレ。
ポイントは2つ
- コンパクトにたためる
- すべり台が長い
特にすべり台の長さは重要。すべり台は100センチ以上の長めを選ぶ方がいいです。すべり台がミニサイズの70センチぐらいで短いものもありますが、もうね、ホントすぐに飽きます。紹介したものはロングスロープというだけあって、測ったら110cmもありました。赤ちゃんの時は傾きを緩めることも出来ますので安心してください(ゆるやかモード)。
※対象年齢表記は1歳半~です。年齢対象外で使われる際はご注意の上自己責任でお願いします。
我が家では、このすべり台付きジャングルジムはもはや生活空間の一部。娘は何かするついでにすべり台をすいーっとすべっていったり、キッチンの夕食作りをのぞくための台として登ったり。ジャングルジムでもよく遊ぶおかげか、公園の遊具であそぶときも体の動きが柔軟でバランスが良いように見えます(気のせいかもしれません)。
家がもう少し広かったら欲しかったのは高評価のこの商品。3段ジャングルジム、ブランコ、ロングすべり台付き。しかもブランコを外して鉄棒にもなります。色もシンプルなのでインテリアも邪魔しないのがいいですよね。これでたためるなんて最高すぎる。
2.電話・スマホ型おもちゃ
電話のおもちゃは数あれど、ほとんどは「おもちゃ」止まり。ボタンが押せるだけとか、ボタンの絵があるだけとか。これでは子供は満足しません。パパやママをの様子をよく見てますからね、何にも反応してくれないオモチャじゃ物足りないんだよぉぉぉ
うちにも10個近く反応のないおもちゃ電話がたまってきた頃、実母が「これあげる」と買ってきてくれたものが、電話おもちゃの決定版でした。
おもな機能
- 11種類のどうぶつ・人とおしゃべり。1.5往復の会話(質問→答える→相づち)
- 電話帳つきで好きな相手に電話をかける
- 8種類のどうぶつからランダムに電話がくる
- 自分の声を録音再生できる
- 写真を撮るマネができる(「写真を撮るよ~、カシャッ!」という音声)
赤ちゃんの時は、ボタンを押すと音が鳴るので楽しい。会話でちょっとしたコミュニケーションも取れるので飽きない。大きくなってきたら、自分で数字を選んで相手に電話を掛けることで、数字の勉強にもなります。年齢別にいろいろな楽しみ方ができます。
キティちゃんバージョンもあるようです。
3.歌の音声が入った童謡えほん
ボタンとスピーカー付きで童謡がながれる絵本です。こういうの持っている人は多いのでは?
しかしその絵本、メロディだけではありませんか?歌詞はお母さんが歌ってあげていませんか?
そう、流れてくるメロディに歌詞が入っていない絵本が多いんですよね。なのでそばで歌ってあげるんですが…わたし歌苦手だし…いつもいつも歌ってあげられないし…
そんな時にコレ。
いちばんのポイントは歌声が入っていること。元気なお兄さんお姉さんの音声で親子で歌を覚えることができます。
他にもあるオススメポイント:
- カラオケver.(ピアノ伴奏)もあり。2番以降も歌えるように伴奏が繰返される
- 2番以降の歌詞も絵本にのっている
絵でも楽しい、ボタンを押しても楽しい、歌える、16曲の童謡の歌詞を覚えて歌うこともできる、と長~く使えるおもちゃです。さすがベネッセ!
手遊びからだ遊びができる楽しい20曲入りのバージョンもあります。両方持っていればかなりあそべそう。
4.水で描くお絵かきシート
お絵かきはのびのびさせてあげたいけれど、汚されるのは困る、散らかされるのはイヤ、ということもありますよね。
そんな時に役立つのが、水で描くお絵かきマット。1枚は持っておきたいものです。
ポイント
- 水で描くから汚れない、散らからない
- コンパクトで持ち運びもラク
- シート4辺に並んだ「ひらがな」でなぞりがき練習ができる
- 水ペンが2本ついていて兄弟・親子で遊べる
水だからひらがななぞりも何度でもできますし、ひらがな1文字ごとにイラスト(「み」→みかんの絵)が描かれているのでひらがなを覚えるのにも役立ちます。さらに、絵が苦手なパパママもイラストを見ながら書けるので大助かり!「くるま描いて」も怖くありません!
■カラフルバージョン+スタンプ付きも出ています。こちらにはひらがな練習はないようです
■はらぺこあおむしを探せる塗り絵付きのものもあります
我が家では、引越したばかりでおもちゃもテレビも届いていないときかなり助けられました。お絵かきって無限に楽しめますからね。
■ 水でできる塗り絵もおすすめ。旅行などでも邪魔になりません。
5.絵本
最後は絵本です。王道すぎてつまんないって?いやいや、絵本はいくらあってもいいですからね。迷って下手なおもちゃを選ぶくらいなら本屋さんをのぞいてみてほしいです。
我が家には100冊近い絵本があり、娘は毎日集中して読み耽っています。親の好みが入らないよう月刊「こどものとも」などで定期的に届くようにしているので、昔話から想像力をはぐくむ本、なかには「で?」って言いたくなるような話など、さまざまな絵やストーリー、登場人物の世界観にふれています。
親が選ぶと、絵の好みや読まず嫌いでなんとなく敬遠してしまうジャンルがあると思うんですが、読んでみたら面白い!知らなかったけど良書!という経験をわたしは何度もしています。ぜひ自分の好みや子供のこのみだけに偏らず、いろいろなジャンルに手を出してもらいたいです。
どんな絵本を選んだらいいかわからない、図書館に行く時間もないという方は絵本ナビ がおすすめです。参考にしてみてください。
絵本ナビ のポイント
☆全ページ試し読みができる本が2,200冊以上(←すごい。買う前に読める)
・年齢別のオススメ本が紹介されている
・口コミが充実、レビューランキングも参考になる
・口コミが充実、レビューランキングも参考になる
まとめ:シンプル定番&便利機能があるおもちゃから試してみよう
幼少期の子供が長く遊べるおもちゃを紹介しました。シンプルで定番のものが多かったと思います。
おもちゃえらびのコツは、シンプルで定番のもの。それだけではまだ選択肢は多すぎるので、
- 便利な機能がついている
- こどもがのびのび遊べる
というものを選んでほしいともいます。ジャングルジムはブランコや鉄棒など組み換えや組合せができる工夫が満載ですし、水で描けるお絵かきマットは、水なので服や壁についても問題なし。のびのびと遊ぶことができます。親としても安心でストレスフリー。鉛筆やクレヨンで描く感触も大切ですが、与えやすいおもちゃを備えておくほうがまずは先ではないでしょうか。おしゃべりスマホは、子どもがどうぶつたちと会話しているのがめちゃくちゃかわいいです。おすすめ。
ちなみに、レゴも定番の長続きオモチャですが、パーツが小さくて赤ちゃんにはまだ危ないので今回の紹介からは外しています。
あまりシンプルすぎると小さいころのうちに飽きてしまい遊ばなくなるかもしれない。かといって高機能すぎると、ドはまりするか、自分で遊びを考え出す力が育たない。その微妙なバランスの中で楽しめるおもちゃを紹介してみました。ぜひお気に入りおもちゃを見つける参考にしてみてください。